半導体の急速な高集積化に代表されるマイクロエレクトロニクスの進化を背景にこれまではコンペンショナルな電気技術で対応できた産業機器分野にもマイコン、マイクロプロセッサーという高度エレクトロニクス技術が入り込み、もはやプラント制御という技術分野はコンピュータテクノロジーを無視して製品を語ることはできません。
ファームウェアの目指す技術領域は決して一分野の狭いものに限られてはいません。
電気・電子技術という基礎の上に、情報処理、通信、転送、制御・・・・さまざまな分野を統合したその上に、ファームウェア技術領域は形成されていきます。
ファームウェアという新しい技術領域を提案する扶桑電機にとって、新しいアイデアや若々しい発想は極めて重視されます。若い力をどう生かし、企業活性化とどう結び付けていくかは、教育研修の中で大きな問題として位置付けられているのです。
新人に対する入社3カ月間のジョブトレーニングローテーション、正式配属後2年間のマン・ツー・マン教育、各種資格取得研修、通信教育・・・・。
すべて、フレキシブルでパワフルな技術者育成のために用意されたメニューに他なりません。より高く、より充実して・・・・、そこに扶桑電機の技術者育成の理想が込められているのです。
ファームウェア技術とは、今プラントコントロールの世界で何よりも大きな問題としてクローズアップされているハードとソフトのインターフェイス領域あるいはマン・マシンインターフェイス領域におけるテクノロジーの事なのです。
つまりハードとソフトあるいは人と機械をつなぐ輪こそが扶桑電機が提案しているファームウェア技術なのです。
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